2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「埼玉クルド人コミュニティ 第2回 「標的」の変遷 安田浩一」(世界2024年9月号)

記事によると埼玉県川口市に居住するクルド人グループを快く思わない日本人により醜悪なヘイトスピーチが行われており、集団によるデモ行進に発展しているとのことです。 クルド人が経営する飲食店には「クルド人出ていけ」といった幼稚な内容のいたずら電話…

商いのレッスン:地域密着の心得(Wedge2024年8月号)

地域密着のチェーン店として紹介されているのは北海道南部で飲食店を展開するラッキーピエロです。 この地域ではマクドナルドを抑えて絶大な支持を得ているとされています。各店舗がユニークなコンセプトで個性を発揮しており標準化されたマクドナルドとは対…

「プーチン神話を脅かす越境攻撃」(Newsweek日本語版2024年8月27日号)

記事によるとこの8月ウクライナ軍はロシア西部のハリコフ州に越境の奇襲攻撃を仕掛けわずか3日間で1千平方キロメートルを超える領土を制圧したとされ、ロシア側では10万人が退避し、多くのロシア兵が戦わずして投投降したとされています。 ウクライナに…

「スマートグローブ ピアノの演奏技術を触覚を通じて伝授」(日経サイエンス2024年9月号)

米MITのグループが開発したのは、指先に当たる部分に振動で信号を知らせることのできるセンサを埋め込んだグローブ(手袋)です。 記事によるとピアノの演奏に応じて指先の振動で練習者に正確なタッチをガイドしてくれるとしています。ミスタッチをすると強…

「赤っ恥 イランのイスラエル報復は」(Newsweek日本語版2024年8月27日号)

ハマスの最高幹部であるハニヤ氏が、イランの首都テヘランのゲストハウスで殺害されたことからイランの最高指導者のハメネイ師はイスラエルに対する報復を宣言しています。 これまでハマスやアルカイダの指導者はイラン国内にいれば危険は及ばないという前提…

「判断する人工DNA」(日経サイエンス2024年9月号)

記事によると自然界の隠れた情報処理能力を使って18枚の白黒写真を3つに分類できたとしています。 試験管の中でカスタムの人工DNAで画像のピクセルが明るいほど液体中のタイルが多く存在するように設計して冷却するとモザイク状にタイルが組み上がり、1…

ランサムウェア攻撃にどう対応すべきか。

「企業研究KADOKAWA」(選択2024年8月号)によると、メディア大手KADOKAWAが管理していたシステムがロシアのハッカーに侵入され、一旦は身代金を支払ったものの、追加の請求を受け、これに応じなかったため、通信制学校に登録していた個人情報や個人事…

「自分では気づいていない特権を周囲のために活かす」(ドリー・チュー ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス准教授、「リーダーの持つ力」、ハーバード・ビジネス・レビュー編集部)

異性愛者(ストレート)の人にとっては何でもない週末の話題やデスク回りの家族の写真も性的マイノリティの人(LGBTQ)にとってはストレスに感じることがあるように、自分が多数派に属している場合それを意識することは少ないものです。例えば米国であれば、…

「生成AIをローカルで使えるCopilot+PCが続々」(日経パソコン2024年7月8日号)

米国マイクロソフトが生成AIをローカルで処理するための演算ユニットであるNPU(Neural Network Processing Unit)を搭載したPCを発売したとのことで、その処理速度は1秒間で45兆回(45TOPS)だとのことです。 他にもHPやDELLなどからも処理能力の高いP…

「トヨタ「下請法違反」は際限なし」(選択2024年8月号)

記事によるとトヨタの90%出資子会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)がサプライヤーに対して自社所有の金型を補完させていたにも関わらずその対価を支払っていなかったことについて下請法違反であるとして公正取引委員会から指摘をうけ…

「中国「三人っ子政策」の公的文書流出「強制出産」への懸念広がる」(選択2024年8月号)

記事によると中国地方都市の内部文書として、人口減少対応策として共産党幹部などは三人っ子政策を実行するようにとの指示文書が発覚しSNSで拡散されたとのことです。 今後は幹部の身内では強制出産への圧力が高まるのではないかとされています。 日本の少子…

「 AIファースト・カンパニー――アルゴリズムとネットワークが経済を支配する新時代の経営戦略」(マルコ・イアンシティ、カリム・R・ラカーニ著、英治出版)

筆者はハーバードビジネススクール等でデジタル戦略を担当する教授陣です。 アマゾンやマイクロソフトに代表される巨大テック企業がいかにして現在のデータ処理(オペレーションモデル)を構築して優位性を確保したか、そしてこれに失敗したノキア等がなぜ消…

「米国法律事務所が中国ビジネスを縮小 弁護士削減やオフィス閉鎖が加速」(選択2024年8月号)

記事によると米国の中国在留法律事務所で弁護士を削減したり拠点オフィスを閉鎖する動きが加速しているとされています。 これはコロナ後の不動産価格の下落など経済状況が悪化していることに加え、反スパイ法の改正で中国の保安当局がコンサルタントや法律事…

AI技術を経営にどう生かすか?

経営人材育成のオープン講義でAIに関する話を聞かせていただきました。 近年の生成AIを含めて人工知能のブレイクスルーは深層学習にあり、文章、画像、音声、ロボット制御などいずれにしても数値を入力して数値を出力することになること、深層学習で一定の成…

「政治家の「一方的な発言戦略」は危険」(Newsweek日本語版2024年8月6日号)

フランス人記者によって書かれたものですが先日のフランス下院選挙で国民連合が決戦投票で敗れ左派連合が1位になったことについて同じようなことが日本の選挙では起こりにくいのではないかということに関して、日本とフランスの政治状況の違いいについて説…

生き残るために戦略の見直しが迫られている

令和6年6月8月6日は対面で丸山講師の指針作成編を受講することができました。 丸山先生の話では、生成AIの発展により提案書を作成する業務はかなりよいレベルにあり、コンサルタントの業務が脅かされる状況にあるとのことでした。 そして21世紀型企業…

「信念も熱狂もないスターマーって?」(Newsweek日本語版204年7月30日号)

イギリスの新首相であり労働党党首のスターマーについての記事ですが、分断が進み保護主義的な勢力が台頭してきている世界にあって、この人物は強い理念をもたず、新しいイギリスなどという大胆な政策を打ち出さないという点に特徴があるようです。 これまで…

地域未来創造企業を目指す

令和6年7月30日フォーラム地区責任者会議で株式会社羽根田商会の佐藤祐一氏から報告がありました。 今後自動車の電気化が進むとバッテリーの重量を解消するため車両は軽量化が進むようになり従来の部品も大きく変わるだろうということでした。 市場が大…

「〈ルポ〉警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか」(世界2024年8月号)

この事件自体は既に報道されていますが、鹿児島県警の元幹部が内部情報を漏洩したとして逮捕されたという事件です。 被疑者が勾留理由開示で述べた、本部長が県警内の不祥事を握りつぶそうとしたのが許せなかったという言葉に驚愕しましたが、この記事は逮捕…

「合理的配慮にどう取り組むか──文脈を踏まえるところから」(三井さよ 法政大学社会学部教授、世界2024年8月号)

記事は知的障害児を特別支援学校ではなく普通学校に入れるという就学運動・インクルーシブ教育の事例で議論していますが、会社などの組織で成年の障害者が働く場合でもあてはまると思われます。 まず障害児が普通学級に入る場合、世話をする係に負担が多くか…

「日本の論文 ほぼ引用なしが半分」(日経サイエンス2024年8月号)

記事によると、2023年度の日本の論文では被引用回数が0~3回のものが48パーセントと欧米よりもかなり悪いということです。 その原因として医学部など日本の研究者は、研究にあてる時間が限られており、身近な研究仲間で引用して急いで書き上げるとい…

トヨタ不正問題 様々な見方

トヨタの不正問題について『トヨタこそ不正の「総本家」』(選択2024年7月号)、「本音激白インタビュー 豊田章男トヨタ自動車会長、認証不正の真相を語る」(文藝春秋2024年8月特大号)の記事がありました。 確かに豊田氏のインタビュー記事だけ…