今の日本と中国の経済規模からして当然の流れといえるのかも知れませんが、これまではフィリピンやベトナムの出稼ぎ労働者がやっていた仕事を日本人が中国の富裕層のために行うようになっているということです。
中国人富裕層にとって日本人の仕事ぶりというのは評判がよいそうで、日本人としても国内で安定してこれだけの収入を得られる職業につけるチャンスはめったにないということなので両者のニーズがマッチしているというようです。
国内でも人材不足が深刻になっているのに近場の中国で高い賃金が得られて富裕層にも満足してもらえるということで、人材獲得はますます難しくなっているという印象です。
いつかはこうなると予想はしていましたがやはりそうなりました。日本人が中国に出稼ぎに行く自体はもう現実です。
水野健司特許法律事務所
弁護士 水野健司