身の丈に合わせて自分と社員を生かす

 令和6年7月12日(金)の人間性を語る夕べでは昭和鋼機株式会社代表取締役の辻孝太郎氏の報告を聞かせていただきました。

 満州を引き上げてきた先代が立ち上げた会社の2代目に入り、当初は若い社員との距離を感じていたとのことですが、同友会で学び、人はいつかいなくなるとの忠告から積極的に採用に取り組み、大きな組織とされています。

 身の丈にあった生活を送るというモットーで決して人を羨まないという考え方で歩まれているということでした。

 定時制高校から大学に進学し持ち前の前向きな姿勢から大手商社に就職し全国を回ったということでした。

 辻氏のこれまでの経歴は波乱万丈でお父様のアドバイスと自分の意志の強さで様々な場面で力を発揮されてきているように思いました。

 人を採用すれば様々な理由で辞めていく社員がいるのは仕方のないことかもしれませんが、適正な仕事がない社員には新しい仕事を作ってでも働いてもらおうという考え方に刺激を受けました。

 

水野健司特許法律事務所

弁護士 水野健司

水野健司特許法律事務所|技術・知的財産、外国企業との契約書を中心に解決 (patent-law.jp)