生き残るために戦略の見直しが迫られている

 令和6年6月8月6日は対面で丸山講師の指針作成編を受講することができました。

 丸山先生の話では、生成AIの発展により提案書を作成する業務はかなりよいレベルにあり、コンサルタントの業務が脅かされる状況にあるとのことでした。

 そして21世紀型企業を目指すためにも再度指針を構築してみる必要があり、自社が置かれている社会的状況の中で自社に何が求められているのかという使命を考え直す必要があるということでした。

 自社にこの使命感がないと継続するだけでなく発展させなければならないという強い力が生まれてこないというのはよくわかります。

 また労働人口が減少していく状況下にあっては社員がやりがいをもっていきいきと活躍できる風土を醸成する必要があるということでした。これも中小企業の最も深刻な課題である人材不足を解決するうえでとても大切なことだと思います。

 そしてどんな事業でも徹底すれば隙間は見つかるとの考え方を前提に自社のサービスを工夫することが必要になるということでした。例えば、生産財を販売する企業であれば、どこにどのような順序で納品すれば顧客がスムーズに作業に入れるかを調査してそこまで顧客のニーズをくみ取って納品する場所や納品方法を決めている会社があるということでした。

 いずれにしてもサービス業にとって生成AIの技術は身近に起きている事実であり、これを脅威ではなくどうすれば機会として自社の事業の発展に生かせるかを徹底して考える必要があると感じました。

 

水野健司特許法律事務所

弁護士 水野健司

水野健司特許法律事務所|技術・知的財産、外国企業との契約書を中心に解決 (patent-law.jp)