仕事と生活のスタイルが大きく変わる進化するAIの最新事情(日経パソコン 2024年2月号特集)

 記事はマイクロソフトのCopilotとグーグルのBard(その後「Gemini」に改名された。)を比較しながら紹介しています。

 一読した印象ではBardの方が、より複雑なタスクに対応していると感じましたが、いずれにしても進歩は目覚ましいです。

 文章生成機能では情報源が気になるところですが、アイデアを出したり、ドラフトとしてであれば、十分に実用に耐えられるレベルです。

 またエクセルでデータを加工したり、パワーポイントでとりあえずのスライドを作るなど、アシストとして使うことにより大幅に作業時間が減らせそうです。

 また、Bardの写真認識機能は驚異的で、かなりマイナーな観光地でもどの風景かを特定できるということらしいです。

 おそらく現時点では、情報源が不正確でも誤情報が警告を伴わず、出力されてしまうという欠点を補うために、ある程度の量のテキストデータを入力して、その中で加工して使うという方法が無難であり、作業時間を削減できるというメリットも感じられるのではないかと思いました。

 

水野健司特許法律事務所|技術・知的財産、外国企業との契約書を中心に解決 (patent-law.jp)