2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「アップルビジョンプロが目指す新時代」(日経パソコン2024年3月号)

一部には返品が多いとされていますが、記事からはこのアップルビジョンプロは3次元でPCを操作する新しいデバイスになりそうな予感です。 空間に一定の厚さのあるスクリーンが現れ、空中の親指と人差し指の操作でクリックがで、視線を動かすことで自然に空間…

コロナ禍でのマスク着用の業務命令は有効か

新型コロナウイルス感染症も落ち着きを取り戻しつつありますが、コロナ禍で出されたマスク着用の業務命令の有効性が裁判で問題になりました。 大阪地裁令和4年12月5日判決ウエストロー2022WLJPCA12056001では、マンション管理業務を行う会社が従業員にマ…

■地域とともに成長する

私たち中小企業が成長し発展していく上で地域とのつながりは欠かせないものです。愛知同友会2022ビジョンでも「地域未来創造企業」の旗印を掲げています。 それは中小企業の営みが地域の生活に密接に関連していることによるもので、中小企業が地域経済を…

愛知同友会南地区総会

2023年度南地区総会で株式会社エステムの鋤柄修さんが特別報告をされました。 鋤柄さんは社内で社長になられる前から社長になったときの準備をされていて、社長になったときに最大限の力を発揮できるようにされたということでした。 会社は社長次第であり社…

「価値」こそがすべて!~ハーバード・ビジネス・スクール教授の戦略講義

商品やサービスに付加価値を与えて利益率を上げようとする戦略は今の中小企業にとって最も重要な課題となっています。そのためにいかにして高い価値を創造すべきかという問いに筆者はシンプルに答えを出しています。 それは顧客がその商品に支払う最高額(WT…

イェール大学人気講義天才~その「隠れた習慣」を解き明かす (クレイグ・ライト)

音楽家として天才になれなかったとする著者が、歴史上天才と呼ばれた人たちの習慣について比較し検討していく中で、多くの天才が強い好奇心と情熱・執念をもって取り組むことで偉大な成果を生み出したことを導き出しています。 その中でも特に女性に天才と呼…

中小企業の賃金を上げられるか。

令和6年3月時点で日経の株価は4万円近くまで上昇し、大企業では続々とベースアップが報道されています。いまの関心事は、これが中小企業の賃金にも波及するか、という点のようです。 株価の上昇は中国市場から資金が流れてきたというもので、本来的な業績…

厳しく注意したらパワハラなのか?

最近は一般企業でもコンプライアンス意識が高まってきており、少し厳しく注意したら社員からパワハラにあたるとの指摘を受ける機会が多くなってきました。 厳しい指導・注意と違法なパワハラとは境界がわかりにくく、指導が難しくなったという声も出てきます…

THINK BIGGER「最高の発想」を生む方法 (シーナ・アイエンガー)

著者は、視覚障害者の女性教授でコロンビア大学のビジネススクールでMBAの人気講座を担当しているとのことですが、なぜかこの著書には写真や図表など資格を必要とするコンテンツが多く含まれています。ご自身が視覚障害ということで逆に視覚的にわかりやすい…

いわゆる責任制限条項は有効か。

製造・加工業やシステム開発業者が顧客と業務委託契約を結ぶとき、いわゆる責任制限条項を設けて損害額を代金相当額に限定することがあります。 このような責任制限条項は意味があるのでしょうか。 この点例えば東京地裁平成31年3月20日判決ウエストロ…

スタートアップに優しい企業と厳しい企業

スタートアップに関する研修会を受講して、大企業でもスタートアップに優しい企業と厳しい企業があるとのことでした。 少し前であれば、大企業はスタートアップや中小企業に対して厳しく、知的財産の帰属でも全て大企業となってしまうことが多かったそうです…

特別支援学校との情報交換会

愛知同友会にて令和6年3月5日特別支援学校の職員の方々と障害者雇用について情報交換が行われました。 職員の方の話によると、愛知の特別支援学校では知的障害が9割、身体障害が1割ということで精神障害者はいないということでした。 そして知的障害者…

取締役の退職金をワンマン社長が止めてしまったら

株式会社で退職慰労金の支給規定があれば本来退職時に株主総会の決議を経て取締役に退職金が支給されます。 しかし退職時には社長との仲が悪くなっていることもあることから、社長が退職金を支給しないという判断をすることも考えられます。 このような場合…

愛知同友会南地区地域とのつながり南区役所との勉強会に参加しました。

令和6年2月29日、南地区と区役所との座談会が開催されました。 区役所の活動が紹介され、高齢化に対する課題などについて意見交換をしました。 名古屋市では企業の活動が市役所や管轄税務署で対応しているものが多い一方、区役所では市民(区民)の生活…

「アメリカ ボストンを変えた日本人」(Newsweek日本語版2024年3月5日号)

ボストン交響楽団で29年間音楽監督を務めたオザワは、音楽だけでなくボストンを変えたとされています。 オザワがボストンに来た1973年当時クラッシク音楽は上流階級のものであり、伝統と形式にとらわれた社会でした。 それをアジア人であるオザワが、…

「北海道も熊本もバブルではない」(Newsweek日本語版2024年3月5日号)

中国人に人気の北海道ニセコリゾートではラーメン一杯3000円以上で提供されている例もあるとのこと、熊本でも台湾のTSMCの大卒初任給が28万円とされるなど外国にとって日本はお買い得の市場になっているとのことです。 確実に言えるのは、日本が他国と…

「ナワリヌイの死とロシアの地殻変動」、「ロシア だから彼は最後まで闘い続けた」(Newsweek日本語版2024年3月5日号)

プーチン体制に抵抗し続け、刑務所で死亡したナワリヌイ氏については日本を含め欧米では英雄的な評価がなされていますが、同氏は過去に人種差別的なナショナリズムを主張していたこともあり、事情はそれほど単純ではないことがこの2つの記事からもわかりま…

きみはスゴイぜ!(マシュー・サイド)

著者は、幼い時父親から卓球台をプレゼントされ、上手になりたい一心で兄と一緒に長時間の練習をこなし、2回のオリンピックに出場した。 それは決して才能があったからではなく、効果ある練習を繰り返したからであり、自分には才能がないからと言って投げ出…

認知:匂い刺激で記憶力アップ(日経サイエンス3月号)

米カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームによれば、睡眠中に嗅覚を刺激することで認知機能の低下を食い止める効果が表れるとの結果が得られたとのことです。 ほかにも嗅覚機能の喪失は認知機能の低下をもたらすということがわかってきているとのことで…

見えないから、気づく(浅川 智恵子、(聞き手)坂元 志歩)

著者は14歳時に失明後、日本IBMの技術者として「ホームページ・リーダー」を開発し、その後もカーネギーメロン大などでアクセシビリティに関する技術開発で世界の技術をリードしています。 現在視覚障害者向けにはスーツケース型の自動走行システムの実用…

神経科学:脳内サウンドを再生するAI(日経サイエンス3月号)

米カリフォルニア大学のチームがピンクフロイドの楽曲を聞いた被験者の脳神経活動の電気信号からAIを使って楽曲を再構築するシステムを開発したとのことです。 これは、話す能力を失った人たちがコンピュータのようにぎこちない話し方ではなく、自然な発音で…