愛知同友会南地区総会

 2023年度南地区総会で株式会社エステムの鋤柄修さんが特別報告をされました。

 鋤柄さんは社内で社長になられる前から社長になったときの準備をされていて、社長になったときに最大限の力を発揮できるようにされたということでした。

 会社は社長次第であり社長の器を超えて大きくなることはできないということでまずはご自宅のある西尾に近い安城に支社を開設して、営業所を任せられる人材を育てていくことで会社を大きくしていったということでした。

 同友会の労使関係の見解に言及されて経営者として会社を維持するだけでなく発展させていかなければいけないということでした。

 就職氷河期といわれた時期に積極的に優秀な人材を採用し、早くから女性の管理職についても積極的に増やしてきたということでした。

 中小企業の在り方としてコストを削減するのではなく1円でも高く売ることを考えなければいけないとされ、どのように付加価値の高い仕事をしていくかを考えなければいけないということでした。

 鋤柄さんの歩みを真似することはとてもできませんが、一部分だけでも実践していくことで強い経営体質にすることができるものだということがわかりました。

水野健司特許法律事務所|技術・知的財産、外国企業との契約書を中心に解決 (patent-law.jp)