イギリスの鉄道は少しの風で止まってしまう、日常的に時間に遅れるといった身近な問題が多数あるにもかかわらず、これを是正しようとしないばかりか、大規模な高速鉄道のプロジェクトが動いているとのことです。
鉄道の大規模プロジェクトは政治家にとっては偉大な事業を成し遂げたというレガシーになるとのことで、古くは田中角栄が新潟に新幹線を導入したということがありました。
東海道新幹線はWi-Fiも備わっており、新幹線の中で有益な時間を過ごすことも可能になっており、わずかばかりの時間を節約するために膨大な費用を費やすことにどれほどの意味があるのだろうか。
そもそも日本は人口減少、超高齢化にあり、リニアを使う人がどれだけいるのだろうか、といった疑問が投げかけられており、説得力があるように思います。
巨大プロジェクトに費用を費やすのであれば、今の新幹線で過ごす時間を有効にする設備やメンテナンスに注力する方向に転換してもよい時期になっているのではないかと思います。