ばか者よそ者の意見を大切にする

 以前、同友会の報告で組織は「ばか者」や「よそ者」を排除してはならないということを学びました。

 会社はそれぞれ継続して経営していればそのやり方というものがあり、それが最善であるかのように考えがちです。

 そうした風土や伝統がある組織で新しい社員が、よく理解もしないままに何かを提言したりすると、「ばか者」「よそ者」の意見としてあまり重視しなかったりしてしまいがちです。

 しかし、外部から入り新鮮な視点から意見をもらうことは、重要な成長機会となる可能性を秘めているものであり、決して軽視してはならないということでした。

 閉塞感があり、先の見えにくい中小企業の経営にとって、新しい事業を生み出す可能性は常に注意して、一旦は取り入れるようにしたいものです。

 

水野健司特許法律事務所|技術・知的財産、外国企業との契約書を中心に解決 (patent-law.jp)