報告:山下明宏氏/すまいるサポート豊田代表者
山下さんは産廃・リサイクル業で創業11年目現在53歳とのことでした。社員10名で共育委員会を経て障害者雇用に興味を持たれたとのことでした。聴覚障害者が騒音の中でも特に問題なく就労している姿をみて障害も特性であり有利になることがあると感じたとのことでした。全体的に高齢者が多い中22歳の障害者を採用して若い障害者をサポートする体制をとることができて全体的に適切な運営ができているとのことでした。
ただ他の社員からは最低賃金とはいえ同じくらいの賃金で働いていることに疑問を持つ社員がいたとのことでどう説明すればよいか考えたとのことでした。同じ賃金であるとはいえ障害者を雇用しているということで助成金をもらっていることもあるということでした。
グループ討論の中で障害特性が話題になり統合失調症で精神障害の場合は定着が難しくなることもあるという話も出ました。
創業11年で積極的に障害者雇用に取り組んでいるということで同友会で学ぶ企業らしく進んだ経営をされているとの印象でした。