かつてはソニーのトランジスタラジオ、ウォークマンなど世界でも革新的な製品を生み出していた日本もここ数十年はどうも停滞ぎみです。ipodやiphoneはソニーが生み出してもよい製品だったともいわれています。中国国内で販売されているHUAWEIのスマートフォンは現時点で私たちが経験していない最先端の技術が採用されていると言われています。
なぜ日本はイノベーションを生み出さなくなったのでしょうか。なにが変わってしまったのか。
要因はいくつも考えられるでしょうが、いまの日本では小さいビジネスから初めて発展していくというモデルが少なく、能力と意欲のある若い世代がスタートアップを起こしてみたいと思わないということがあげられます。これは多くの製品が成熟期を超えていること、技術が高度になりすぎていて中小企業では追いつかないこと、規制や既得権益から既存市場を脅かすような新商品やサービスは社会に受け入れられないことなどが全体の雰囲気として伝わってきてしまうということが、要因であると思います。
一方で、高齢者を狙った詐欺の手口は国際的かつ組織化されて、ますます巧妙化しています。起業するよりもこちらの方が魅力的に映るのは社会全体の責任といえるかもしれません。
お年寄りを騙してお金をいただくのではなくお年寄りに喜んでもらってお金をいただく方法を考えたいものです。
