商売の在り方とやり方(Wedge2024年2月号)

 京都の老舗和菓子店とらやでは、羊羹の自動販売機を店内に備えたり、とらやカフェをオープンしたり、パンとチョコレートを使った商品など、老舗とは思えないような新しい取り組みで今も繁盛しているとのことです。

 また、おいしい和菓子をお役客さんに喜んでいただくという基本的な姿勢を大切にしているということでした。

 「古くして古きもの滅び 新しくして新しきものまた滅ぶ 古くして新しきもののみ 永遠にして不滅なり」という格言があり、あり方が成熟していて新しいものに対応しながら変化していくもののみが長く生き残れるとのことでした。

 理念を成熟させて守りながら、やり方は外部の変化に対応しながら変化していくことが大切なのだと改めて考えさせていただきました。

水野健司特許法律事務所|技術・知的財産、外国企業との契約書を中心に解決 (patent-law.jp)