「お得で快適! チューナーレステレビ」(日経パソコン2024年5月号)

量販店ではチューナーを内蔵しないテレビの売れ行きが好調だとのことです。 映画、ドラマなど各種コンテンツをオンデマンドで視聴する習慣が定着する生活様式の変化が、あえて放送番組を視聴しないというコンセプトを明確にしている製品です。中国製チューナ…

「息子をどんなに愛しても自閉症は愛せない。」(Newsweek2024年6月4日号)

筆者はニューヨーク在住の高校教師で次男が発達障害の自閉症患者であることの苦しみを短い文章で率直に表現しています。 世間では自閉症が天の恵みであるとかSNSや医療関係者までもが自閉症をポジティブに捉えなければいけないとして考え方を強要してきます…

「燃え上がる米学生デモを読み解く」(Newsweek日本語版2024年5月21日号)

米国の大学での学生デモの規模は、ベトナム戦争以来になったとされています。ここではいくつかの問題を3つの視点から整理して説明されています。 まず、イスラエルのガザ攻撃により多くのパレスチナ人が死亡し、今も人道上の危機にあることです。ただし、こ…

「WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方」(ジル・ボルト・テイラー著)

著者は、ハーバード大学の脳神経学者で自らが脳出血に罹患し左脳の機能が失われていき、そこから回復するまでの経験をTEDで発表し、そのビデオはおそらく歴史上でも最高水準の再生回数となりました。実際の人間の脳を両手で持った印象的な場面を知っている方…

創業194年の老舗旅館女将が持つ時代を見抜く観察眼と実行力

「ピンチこそ最大のチャンス 京都・綿善旅館の〝逆張り経営〟」(Wedge2024年5月号)では京都の老舗旅館の社長(女将小野雅世氏)の経営手法が紹介されています。 小野氏が旅館に入ったとき社員が面白くなさそうに働いているのを見て聴き取りを行い、人によっ…

「ウクライナ徹底破壊の恐怖がハルキウに迫る」(Newsweek2024年5月28日号)

ロシアと国境を接するハルキウは、ロシア侵攻をウクライナが押し返した象徴的な地域がロシア国内の拠点からの攻撃の対象とされ、第2のマリウポリになる危険性が迫っているとされています。 ウクライナは米国からロシア領内への攻撃を禁止されているため、ハ…

「人型ロボットにAIのワザ 「頼れる機械」を社会に」(日経サイエンス2024年6月号)

早稲田大学尾形哲也教授の人型ロボット(ヒューマノイド)は2本のアームでタオルをたたむという難しい動作をAIの深層学習により実現しているそうです。 AI分野でも手先の器用さを必要とする人間の動作は難易度が高いとされていますが、各種センサーとモータ…

面白味が優位性を生み出す

「よい戦略、悪い戦略」(リチャード・P・ルメルト著)は明快かつ鋭く一般の経営戦略に疑問を投げかける内容でした。 優位性とは自社と競合との非対称性であり違いがあるから戦略上の優位性が発生するのだと指摘します。 例えば、衣類について極めて優れた新…

「インド 批判報道を殺すモディの傲慢」(Newsweek2024年5月28日号)

経済発展著しいインドでは政府に批判的なジャーナリズムが厳しく抑圧され存続が危ぶまれているとされています。 中国国境で一部領土が奪われたという専門家の意見を封じ、新しい農業関連に対する反対運動の報道を封じ、イスラム教徒に対する弾圧報道を封じる…

指針で描いた未来図を粘り強く実践する

南地区5月例会は(株)サン・エネルギー・サービスの矢田 賀也氏の報告でした。愛知同友会の増強本部委員長を務めていた実力者らしく社員との向き合い方も本腰を入れて時間をかけながら変化を促すという粘り強さが際立っていると感じました。入社当時は、会…

AIにとって代わられる職業とそうでない職業

「AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 (未来8)」(カイフー・リー著)を読ませていただき今後30年間でAIにとって代わる、つまり消滅する職業は何か、を改めて考えさせられました。 著書によると、AIが不得意な事項は3つあり、これらに関わる職…

企業コンサル「断捨離」のすすめ(選択2024年5月号)

記事によると大企業から中小・零細企業まで戦略、IT、M&Aなど様々な分野にコンサル業が存在しその市場規模は拡大しているといいます。ただその中には他社の成果をコピーしたものだったり、簡単なフレームでインターネットから抜き出したりしたものなど対価に…

自然言語処理(NLP)ができることできないこと

「AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 (未来3)」(カイフー・リー著)の記載に自然言語処理、特に近年のGPT-3の技術についてわかりやすく解説されていました。 自然言語を深層学習で処理するために従来は、入力する文章に対して正解となる出力を…

大きな成長の鍵を学ぶ姿勢に見た

令和6年5月16日南地区未来の扉グループは南区の有限会社エーワークの安藤秀敏さんが報告されました。 創業昭和22年の三代目で昨年代表取締役に就任し社名を「安藤建材」から「エーワーク」に変更されました。 以前はパワハラ発言を疑問もなくしていた…

「アメリカ デモを強制排除した名門大学の無分別」(Newsweek日本語版2024年5月14日号)

米国の大学では、イスラエルのパレスチナに対する攻撃に対して非暴力のデモが行われており、名門私学のコロンビア大学では構内のハミルトン・ホールを占拠した学生を排除するために警察官100人以上が突入し、催涙ガスを使って強制排除しました。 対照的に…

二極化が進む状況で小さな差が競争優位を生み出す源泉となる

2024年5月14日人を生かす経営推進部門・経営指針推進本部、丸山先生の報告を聞かせていただきました。 情勢は戦争が続き中小企業に厳しいものとなっているが消費は贅沢と節約の2つが同時に存在しているということです。 デパートでブランド品の売れ行きが好…

2024年5月人間性を語る夕べ(障害者自立応援委員会)

5月10日報告者は名古屋第一法律事務所の弁護士の加藤洪太郎氏でした。同友会歴45年という大ベテランで80歳に近いとお聞きしています。 今回報告の際に自らの人生を顧みる機会となったとされていましたが、五感で人生を楽しむというスタンスで幼少のこ…

「真の脅威はロシアではなく中国だ」(Newsweek日本語版2024年5月14日号)

欧米は、ロシアのウクライナ侵攻に対し経済制裁で対抗してきましたが、ロシアは軍備を拡大しつつあり、制裁が効いているようには思えないのに対し、安価な天然ガスの供給を絶たれたことの影響は深刻で経済の停滞を招いているとしています。 また、ロシア中央…

深層学習にできることできないこと

書籍「AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 (未来1)」(カイフ―・リー著)を読ませていただき、改めて深層学習がもたらす未来について考えさせられました。 深層学習(ディープラーニング)は、2000年代のAI技術のブレイクスルーとなった技術で…

愛知同友会5月広報部会に参加しました

2024年5月7日ウインクあいちにて開催された愛知中小企業家同友会広報部会に参加しました。 報告者は株式会社中央技研の小島正寛氏で、脱サラしてアルミ製品の加工業を行っているとのことでした。 心の労働環境を整備することに取り組み、社内の雰囲気がよく…

「戦略の要諦」(リチャード・P・ルメルト著)

フォンテーヌブローの森にはボルダリングで有名な壁があり、多くの挑戦者が征服しようと試みているそうです。ボルダリングが何かは私は知りませんが、重要な難所があり、そこに全精力を集中しないとクリアすることはできないらしいです。 この著書を読むまで…

「岐路に立つ民主主義 今だからこそ考えたいその価値とは。」(Wedge2024年4月号)

2024年は世界60か国以上で選挙が行われる選挙イヤーであるとのことですが、ロシアを見ればわかるように選挙が必ずしも民主主義を担保しているとは限りません。選挙は、民主主義にとって必要条件ではあっても十分条件ではないということです。 民主主義…

「6年ぶりの訪問で新しい日本を見た」(Newsweek日本語版2024年4月30日・5月7日合併号)

米国人の筆者は6年ぶりに東京を訪れ、日本がリラックスして自信を深めているように見えたという。それは東京オリンピックを経て英語表記が増え、渋滞が緩和され、コロナを経て30%の人がリモートで働くようになり、混雑が緩和されたことなどの要因がある…

『人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する』(マット・リドレー著、太田直子訳)

鉄道、自動車、飛行機等輸送、食料、エネルギーなど様々な科学分野におけるイノベーションを一般には無名の人物も含めて丁寧に説明しています。 その根底にあるものは、イノベーションは一人の天才が短期間のひらめきで実現したのではなく、多数の人の地道な…

「東アジア 北の極超音速兵器がゲームを変える」(Newsweek2024年4月30日・5月7日合併号)

2024年4月2日、北朝鮮は火星16Bの飛行実験に成功したとされています。日常的に北朝鮮のミサイル実験が行われているので見逃しがちですが、この火星16Bというのは中距離弾道ミサイルで重要な2つの機能を備えているということです。 1つは固体燃料ロケットで…

2024年度愛知中小企業家同友会 情勢と展望から地域との関わりについて

愛知同友会の定時総会で地域の分散会に参加しました。 情勢と展望によると、CSRV(Creating and Realizing Shared Value)という考え方で地域の課題を自社の課題と重ね合わせて取り組んでいる中小企業ほど利益を上げていることらしいです。これは地域課題に取…

法的リスクの高い新規事業を実行すると取締役を解任されるのかについて

日本では多くの事業分野で規制がかかっているため、画期的な新規事業を立ち上げようとすると、どうしても何らかの法的リスクを伴うことになります。 もちろん違法だとわかっていて事業を実行することは法に違反するものですからそのような事業を実行すれば、…

「キャッシュレスってちょっと寂しい」(Newsweek日本語版2024年4月16日号)

筆者は韓国籍ですが、韓国ではキャッシュレス決済が世界で最も進んでおりキャッシュレス決済率がなんと95.3%になっているとのことでした。中国でも83.8%で、世界ではキャッシュレスが標準化しているといえるのに、日本は32.5%で未だに現金を…

課題をどのように定義するか(THINK BIGGERの手法)

アインシュタインは、課題解決に60分を与えられたら55分を課題の特定のために費やし、後の5分で課題を解決するという言葉を残したとのことであり、それだけ適切な課題を定義することは重要な作業であるということです。 コロンビア大学THINK BIGGERの手…

「我が人生 ミハイル・ゴルバチョフ自伝」(ミハイル・ゴルバチョフ著)

1980年代ソ連共産党書記長として行われた民主化への改革ペレストロイカを成し遂げた筆者自身に書かれた自伝であり、現在のウクライナ侵攻に対して真っ先に対話による解決を促したことでも存在感を示しました。 1980年頃のソ連でペレストロイカのよう…